生きる糧に「嫌われる勇気」を読んで(1)
今日は、わたしが近年読んだ本で、わたしたちが生きていく上で糧となると思われる本を紹介します。
それは、「嫌われる勇気」(ダイヤモンド社、2013年)です。
フロイト、ユングと並ぶ3大心理学者のひとりと言われる、アルフレッド・アドラー(オーストリア出身の精神科医、心理学者)の教えを伝えるため、哲学者と青年の対話という形でその思想を紹介していく本です。
その中で、哲学者は「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである」と断言します。確かに、人目を気にしたり、人付き合いがうまくいかず悩んだり、勝ち負けにこだわったりするのは、だれにでもありますね。
また、「われわれを苦しめる劣等感は、客観的な事実ではなく、主観的な解釈である」とも言っています。例えば、ダイヤモンドは、何らかの価値を見出し、1カラットでいくらといっていますが、見方を変えればただの石ころに過ぎないんですよね。
さらに、イングランドの劇作家、詩人で、最も優れた英文学の作家と言われている、ウィリアム・シェイクスピアは、「善も悪もいっさい存在しない。ただ、人間の思考がそれらをつくり出すのだ」という名言を残しています。
端的に言うと、結局、考え方次第で、物事の価値や良し悪しはどうにでも変わる、感じるということなんでしょうね。
今日はここまでとします。また、機会あるごとに、こうした内容をご紹介します。
三寒四温で春に一進一退。どうなる株式相場。
今日は、天気図を見ると、東海上の高気圧から南寄りの風が吹き、暖かかったですが、明日は高気圧の後ろから、前線を伴った低気圧が西から進んできて雨模様です。(天気図:気象庁ホームページから)
その後は、シベリアの高気圧が張り出してきて、冬に逆戻りの寒さとなり、暖かい日と寒い日が数日間ごとに繰り返す、三寒四温となりそうです。
こうして、本格的な春になっていくのですね。
さて、株式相場に目を向けると、大暴落の後には、底の深さはどれほどか分かりませんが、かならず来るといわれている2番底がきて、2月中旬につけた安値ぐらいまで落ちてきました。
今後、反発、戻り売りをこなしながら回復していくのか、または、さらなる深堀、低迷か、神のみぞ知るです。来週以降、なにか好材料が出ないと、積極的な買いはないのではないのかなと思います。
そこで、来週は、様子見を基本としながらも、反発した銘柄は、そこそこ上がれば売り、好業績や高配当なのに連れ安となっている銘柄を少し買ってみてもいいのかもしれません。
2つの低気圧で暴風。株式市場も大きく下落。
1日夜、2つの発達した低気圧が、北海道を挟むように北東に進んでおり、北日本を中心に暴風が吹き荒れています。
午前は、南寄りの風が吹いて暖かかったと思いますが、明日、低気圧は猛烈に発達しながら、オホーツク海に進み、北西の冷たい風を呼び込みそうです。
今の時期は、寒暖の差が激しいので、健康に気をつけなければなりませんね。
さて、株式相場の方も大荒れになってきています。
先日、パウエルFRB議長の委員会証言があり、その内容から、今年4回の利上げの可能性もあると、市場はとらえたと思います。
金利の上昇は、株式相場にとって天敵と言われているとおり、それを怖れたダウが2日続けて大幅安となり、日経平均もその動きと同様、大きく下落しています。
2月中旬の暴落による1番底から、このたびの下落は2番底といえます。どの程度の下落で済むのかは、もちろん、神のみぞ知るですが、米利上げ懸念の影響で予断を許さない状況になっているので、慎重に市場に臨みたいですね。
明日は、春の嵐に
今日は、多くの地域で南寄りの風が吹き、春めいた暖かい天気になりました。
明日は、移動性高気圧の後ろから、前線を伴った低気圧が発達しながら西から日本に進んできて、強い雨や強風が吹き、春の嵐といったところでしょうか。
大雪が降った地域では、雪崩や雪解けの洪水にも気を付けなければなりません。
明後日からは、いよいよ、3月で、暖かい日が多くなり、春の訪れを感じることでしょう。
さて、急に話が変わりますが、株式相場関係では、日本時間の深夜、パウエルFRB議長の委員会証言があり、その内容によっては、為替や米ダウに何らかの影響を与えるかもしれません。
日本株は、先日の大暴落から、かなり戻してきており、春は、季節的に強い時期ですので、その動きから目が離せませんね。